こんにちは。キャットフードマイスターの「mika」です。
アメリカンボブテイルは近親交配による遺伝的疾患が多くなり、メイクイーンとの交配を認められたところから「短尾のメイクイーン」と呼ばれています。原産はアメリカになります。
また、曲ったしっぽが特徴で、これは遺伝的のものだと分かっています。
今回はそんなアメリカンボブテイルの基礎知識(特徴・性格・魅力)を解説しつつ”おすすめキャットフード”をご紹介します。
「アメリカンボブテイルのことが詳しく知りたい!」「おすすめのキャットフードってなに?」という方の参考になれば幸いです。
この記事は、
- 特徴
- 性格
- 魅力
- 注意点(かかりやすい病気)
- おすすめキャットフード
この順番で解説していきます。すぐにおすすめのキャットフードが知りたい方は下記のリンクで下まで飛べます。
1.特徴
アメリカンボブテイルのはじまりは1960年代、ある若い夫婦がアリゾナを旅行中に手に入れた子猫がボブテイルという変わった特徴を持っており、その後シャムと交配して誕生しました。
ちなみにしっぽが折れ曲がっていたり短いものを「ボブテイル」と呼びます。特徴のある短尾は、まっすぐな尾、結んだような尾、巻いた尾があり、他よりも長い毛が生えています。
「短尾のメイクイーン」と言われるだけって、外見の特徴は短いしっぽです。また、体が大きいことも特徴になります。
基本情報
- 平均体重:3.5kg~6.5kg
- 平均寿命:12歳~15歳
2.性格
アメリカンボブテイルはおとなしく社交的な性格をしています。身体は大きく凛々しい顔立ちですが、優しい心の持ち主なのです。
遊び上手で好奇心旺盛な子が多く、ハンティングの素質もあります。ネズミはもちろん、家の中に入ってきた虫を追いかけてたりすることもあります。
子どもの頃は体力があって活発に動きますが、年齢を重ねるごとに落ち着いた性格になっていきます。性格に関してはまだ確立されていないといった意見もあるので、もしかしたらその家庭によって違った性格の子も現れるかもしれません。
3.魅力
アメリカンボブテイルはその短い尻尾が特徴になりますが、それ以外にも愛猫家が愛してやまない特徴があります。そのなかでも代表的なものを5つ紹介したいと思います。
1.ボブテイル
名前の通りボブテイルが魅力的で、真っ直ぐな尾や巻いた尾があります。その子によって尻尾の特徴も異なってくるので、飼い主としても楽しみなところです。
2.がっしりとした体型
がっしりとした体型なので抱き心地が最高に良いです。寝るときはまさに抱き枕のような感覚で添い寝できるかもいれません。
3.遺伝性疾患が少ない
飼育段階で遺伝性疾患が起きたため、それを防ぐためにさまざまな対策をして成立した猫です。現在は遺伝性疾患が少ないので安心できます。もちろん可能性が0ではないので注意も必要です。
4.性格が優しい
アメリカではアニマルセラピーに使われるほど優しい性格をしているところも魅力的です。
5.遊び甲斐がある
大人になると落ち着いてきますが、子どもの頃はとても活発なので、たくさん愛猫と遊びたい方には向いている猫種です。
飼う上での注意点(かかりやすい病気など)
アメリカンボブテイルのを飼う上での注意点を解説します。おもに注意してほしいのは「かかりやすい病気」です。その病気は以下3つになります。
- 膀胱炎
- 尿結石
- 腎不全
それぞれの原因と対処方法を紹介します。
1.膀胱炎
症状としては元気がなくなり、食欲不振になります。お水を飲む頻度やトイレの回数が増えますが、トイレに行ってもなかなかおしっこが出なくなります。原因は多くの場合は細菌感染ですが、「特発性膀胱炎」というものもあります。特発性膀胱炎の場合はストレスなどによって引き起こされます。
対処方法
細菌感染の場合はその原因の菌に効く抗生物質を与えます。特発性膀胱炎の場合は環境を改善することによって自然治癒することがあります。
2.尿路結石
症状はトイレに行く回数が増えたり、頻繁にトイレに行くのにオシッコが少ししか出ていない、血尿が出る等があります。
対処方法
これはオス猫と質の悪いキャットフードを与えていると尿結石になりやすいようです。もしなってしまった場合は、動物病院に行き、療法食に切り替え抗生物質で治します。早期発見、早期治療が大切です。
3.腎不全
老齢猫での主要な死因の1つです。じわじわと進行するので飼い主も気づかないことが多い病気です。この病気はなかなか症状が現れず、唯一の症状といわれるものは、体重の減少と、少しずつ食欲が減少するということ、多飲多尿になることぐらいです。
対処方法
残念ながら腎不全は治療をしても完治することありません。機能低下を出来るだけ遅らせるのと腎臓に負担がかからない食事にするのが対処方法です。この病気は早期発見がとても重要なので7歳以上の猫は年に1回、10歳を過ぎたら半年に1回の検査を受けるのをオススメします。
5.アメリカンボブテイルにおすすめのキャットフードは?
アメリカンボブテイルの健康維持、そして病気予防のための「おすすめキャットフード」をここで紹介したいと思います。
かかりやすい病気を見ると、「膀胱炎」「尿路結石」など、排泄に関わるところに病気が多いことがわかります。
特に尿路結石は猫全般でかかりやすい病気の一つです。オス猫にいたっては一生に一度は必ずなる病気と言われるほど。
尿路結石にはマグネシウム由来の「ストルバイト結石症」とカルシウム由来の「シュウ酸カルシウム結石症」があります。
どちらも尿路結石ですが、その原因の一つに「キャットフード」が挙げられます。
発症の原因は年齢と尿のph値によって違います。尿のph値とは酸性やアルカリ性の度合いを表す数値です。この平均が6.4とされ、これが酸性やアルカリ性のどちらかに傾くことにが尿路結石原因です。
これを予防、もしくは療養するとなるとph値がコントールできるキャットフードが最適です。
例えば、ストルバイト結石症はアルカリ性に傾くことにより発症しますが、ph値をコントールすることでアルカリ性の尿から酸性の尿に変えてあげます。すると、ストルバイト(リン酸アンモニウムマグネシウム)を酸性の尿が溶かしてくれます。
このph値をコントロールできるキャットフードは、アメリカンボブテイルがかかりやすい病気を予防する上で最適です。
そこでph値をコントロールすることができ、もっともアメリカンボブテイルにおすすめのキャットフードを厳選しました。それが『カナガン』です。
【厳選】アメリカンボブテイルにおすすめは『カナガン』
評価内容 | Sランク(全評価はこちら) |
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種類 | 総合栄養食/ドライフード |
価格/内容量 | 3,960円/1.5kg |
1KGあたり | 2,640円 |
カロリー | 390kcal/100g |
主原料 | 乾燥チキン |
酸化防止剤 | ビタミンE |
着色料 | 未使用 |
穀物 | 未使用(グレインフリー) |
対応猫種/年齢 | 全猫種用/全年齢対応 |
格付け評価 | 格付けレビューはこちら |
カナガンはすべて人間が食べられる高品質な原材料で作られたスーパーフードです。乾燥チキン35.5%、骨抜きチキン生肉25%を使用し、動物性タンパク質は60%を超える優れもの。
さらに100%無添加で消化不良や尿路結石の原因にもなる「穀物類」も使用しない徹底ぶり。”高栄養価・100%無添加・穀物不使用(グレインフリー)”の三拍子そろった製品です。当サイトでも最高ランクの「S」の評価です。
そんなカナガンはストルバイト結石症の原因になるマグネシウムの量を0.09%に抑えることに成功しています。さらに予防にもつながるビタミンCを豊富に含んだクランベリーも配合。
また、尿がアルカリ性に傾きやすい穀類を一切使わないグレインフリーなので、アメリカンボブテイルに安心して与えることができます。
カナガンは尿路結石の予防や療養はもちろんのこと、自然由来の栄養をたっぷり摂取できるキャットフードなので、将来の健康を考えるなら試してみる価値はあると思います(*^^)v