こんにちは。キャットフードマイスターの「mika」です。
ある日突然、猫ちゃんの毛が抜け始めた・・・このような経験をされた方は少なくないと思います。
もちろんその前に皮膚を何度も掻いたり、その度にフケが出ていたりといろいろな皮膚のトラブルが出ているはずです。
ただ、飼い主の方が意識して見ていないと分からない部分もあって、毛が抜けはじめてから初めて愛猫の皮膚の以上に気付く方が多いのが現状です。
あわてて動物病院に連れて行ってステロイド薬を愛猫に飲ませます。さらに皮膚病の原因が「ノミ」「ダニ」だと聞いて、ハウスクリーニングで駆除する方もいます。
ただし!!!
やっと皮膚病も改善されて、マシになったと思ったらまた同じような症状を引き起こす・・・このようなことを繰り返してしまう可能性もあります。
ノミやダニ以外に皮膚病になる原因
ほとんどの方は皮膚病になる原因をノミやダニだと思っています。それも間違いではないのですが、それ以外にも可能性が考えられるんです。
その原因となるものを「3つ」ご紹介します。
1.日光
実は猫ちゃんの中には「日光アレルギー」という子もいます。日光に対する過敏症のことで、主に症状としては顔周りや耳の後ろ、首などを掻きむしったり舐めたりします。
そこに赤見や脱毛、フケといった症状が出でくるのが特徴です。
2.ストレス
猫ちゃんはもともとストレスを感じやすい動物です。環境の変化などがあったりすると皮膚を掻きむしったり、手を舐め過ぎたりして毛が抜けてしまいます。
さらに抜けたところを引っ掻いたり舐めたりし続けることによって、皮膚が炎症してしまいます。自由奔放そうに見えますが、猫ちゃんはとてもデリケートな動物なので注意が必要です。
3.食べ物
添加物が多い食べ物を毎日食べていると免疫能力が弱くなってきて、アレルゲンの元になるダニやノミに体が負けます。
そうすると体を掻きむしったり、舐めたりしすぎて炎症を引き起こします。その結果、皮膚の痒み、フケ、抜け毛などを引き起こしたりするんです。
これはキャットフードが原因となっている場合が多く、改善するためにはキャットフード自体を見直す必要があります。
まとめ
「日の光」にアレルギーがあったり、「キャットフード」による皮膚の痒みやフケ、そして抜け毛を引き起こす原因になるのは、結構意外だったと思います。
ある程度アレルギーも特定されていれば何が原因になっているのか分かります。しかし、原因不明の皮膚病もあるんです。
ただ単に薬を投与したり、ダニやノミなどのアレルゲンを駆除するだけでは猫ちゃんの皮膚病は改善されません。
もし、原因不明の痒みやフケ、抜け毛などがあるなら今回ご紹介した3つの原因を疑ってみてくださいね。