こんにちは。キャットフードマイスターの「mika」です。
キムリックは「ロングヘアーマンクス」とも呼ばれるカナダ原産の猫種です。”ロングヘアー”から長毛種の子が生まれそうですが、実は1/4程度だと言われています。
つまり、この猫種に認定できる猫の数は少なく、希少価値が高い猫なのです。
今回はそんな珍しいキムリックの基礎知識を解説しつつ、健康に必要な”おすすめキャットフード”をご紹介します。
「キムリックってどんな猫なの?」「おすすめのキャットフードが知りたい!」という方の参考になれば幸いです。
この記事は、
- 特徴
- 性格
- 魅力
- 注意点(かかりやすい病気)
- おすすめキャットフード
この順番で解説します。もし「特徴とかは知ってるからすぐにおすすめキャットフードが知りたい・・・」という方は下記のリンクからどうぞ♪
1.特徴
キムリックはマンクスというイギリス発祥の猫と長毛種をかけ合わせて誕生しました。キムリックという名前はイギリスのウェールズ地方で愛されているため「ウェールズ族の」という意味をこめて名づけられました。
体格は短めの前足と長めの後ろ足をしており、あまり聞きなれない「マンクスホップ」と呼ばれるウサギのような歩き方をします。
基本情報
- 平均体重:4.8kg~6kg(オス)、3.2kg~5kg
- 平均寿命:10歳~13歳
2.性格
キムリックは引っ込み思案で、すこしシャイな可愛い性格をしています。用心深いというべきか警戒心が強いのか、見知らぬ人には懐きにくい傾向があります。
その反面飼い主に対しては愛情深く、甘えてくることがあります。また非常に賢く、知性も兼ね備えているので、飼い主に対して従順で忠誠心もあります。
慣れていないうちはトリミングやブラッシングのときに暴れることもあるので、優しく接することを心がけてあげましょう。
3.魅力
その長いロングヘアーはもちろんのこと、キムリックにはたくさんの魅力が隠されています。そのなかから5つだけ厳選したので紹介します。
1.まるでウサギみたいなかわいい容姿
短めな前足と長い後ろ足はまるでウサギみたいで可愛らしいですよ。
2.歩き方や行動が愛くるしい
ぴょんぴょんと跳ねるように動く姿はおもちゃのようでおもしろいですよ。
3.愛情深い
愛情深く甘えん坊で、その甘えてくる姿に虜にされること間違いなし!
4.頭がよく賢い
賢く、従順なのでしつけやすいほうです。一度信頼関係ができると、その環境にすぐ順応してくれますよ。
5.用心深い
用心深いので知らない人に付いていく心配がありません。特に多頭飼いしている飼い主さんには嬉しいことだと思います。
4.飼うための注意点【かかりやすい病気】
キムリックを飼う上で注意したいことは「かかりやすい病気」です。猫の寿命はそこまで長くないので、できるだけ健康で長生きしてもらうために病気予防は欠かせません。
そこで、ここではかかりやすい病気を3つ紹介するとともに、それぞれの症状や改善方法についても解説します。
1.猫ジステンバー病
これは他の動物の糞や尿からのウイルス感染でかかります。症状としてあらわれるのは発熱や嘔吐、嘔吐による脱水症状などがあります。
対処方法
予防策として一番確実なのはワクチン接種による予防です。それ以外ですと、徹底的に室内で飼うことですが、室内でも充分に運動が出来ない場合はワクチンがオススメです。
2.毛球症
毛球症になると、食欲の低下、吐き気、便秘などの症状が現れます。猫は通常毛繕いをする際毛を一定量飲み込んでしまいますが、普段は外に排出しています。しかし飲み込んだ毛が大量であったり体調が悪かったりすると排出できず毛が体内にたまって球状となり、胃や腸の壁を傷つけ、発症します。
対処方法
軽度であれば毛玉除去剤をなめて毛を溶かし流すことができますが、重度の場合は外科手術が必要になることもあります。予防としては長毛種の場合はこまめにブラッシングをしてあげましょう。短毛種でも1日1回してあげると予防できます。
3.尿路結石
症状はトイレに行く回数が増えたり、頻繁にトイレに行くのにオシッコが少ししか出ていない、血尿が出る等があります。
対処方法
これはオス猫と質の悪いキャットフードを与えていると尿結石になりやすいようです。もしなってしまった場合は、動物病院に行き、療法食に切り替え抗生物質で治します。早期発見、早期治療が大切です。
5.キムリックにおすすめのキャットフードは?
キムリック特有の病気は「猫ジステンバー病」です。これは他の動物からの感染なので、室内飼いの場合はほとんど心配する必要はありません。多頭飼いは除きますが・・・。
その他の病気は猫全般がかかりすい病気です。それらを予防・対策することで、将来かかるかもしれない病気を防ぐことも可能です。
その2つとは、
- 毛球症(ヘアボール)
- 尿路結石
どちらも原因の一つに「キャットフード」があり、それぞれに対策した製品が販売されています。
ただし、どちらも対策されたキャットフードとなると、その数はグンと減ります。そのなかでもっともキムリックに合ったフードを厳選しました。そして選んだのが「モグニャン」です。
【厳選】キムリックにおすすめは『モグニャン』
評価内容 | Sランク(全評価はこちら) |
---|---|
種類 | 総合栄養食/ドライフード |
価格/内容量 | 3,960円/1.5kg |
1KGあたり | 2,640円 |
主原料 | 白身魚 |
ヘアボール対策 | オリーブオイル |
PHコントロール | クランベリー |
添加物 | 未使用(ビタミンEのみ) |
穀物 | 未使用(グレインフリー) |
対応猫種/年齢 | 全猫種用/全年齢対応 |
猫の健康維持や成長に必要なタンパク質を豊富に含んだ白身魚をメインに使い、なおかつ低カロリーを実現している「モグニャン」。
さまざま特徴があるなか、特に着目したいのが「毛球症(ヘアボール)」と「尿路結石」の対策についてです。
まずは「毛球症(ヘアボール)」。モグニャンの油(油脂分)には良質な3つのオイルが使用されています。そのなかにはオリーブオイルが使用されています。
このオリーブオイルは胃に溜まった毛玉を吐き出す効果があるとされています。つまり、毛球症(ヘアボール)の改善や予防にも役立ちます。
次に「尿路結石」。尿路結石は尿のph値が酸性かアルカリ性のどちらかに傾くことによって発症します。でもモグニャンにはph値を調整する効果がある「クランベリー」が使用されています。
これによって、尿路結石の改善や予防にも期待できます。
モグニャンはキムリックがかかりやすい病気を対策したキャットフードだと言えます。ペットフード選びは愛猫の健康に大きく影響します。
毎日の食事を考えてあげるのはもちろん、長毛種なので食べたあとの顔の周りをしっかり拭いてあげてください。
こまめな手入れやケアが病気を予防し、愛猫との信頼関係をさらに深めることに繋がります。以上、キムリックが元気で長生きできるよう、キャットフード選びの参考にしてみてください♪