こんにちは。キャットフードマイスターの「mika」です。
日本ではなかなか見かけない珍しい「ピクシーボブ」。名前の由来は小さな妖精ですが、見た目は大型の猫種です。
今回はピクシーボブの基礎知識を踏まえ、健康維持に必要なキャットフードの条件に合った”おすすめキャットフード”をご紹介します。
この記事の流れは、
- 特徴
- 性格
- 魅力
- 注意点(かかりやすい病気)
- おすすめキャットフード
この流れで解説していきます。もし、すぐにおすすめキャットフードを知りたい方は以下のリンクをクリック↓
1.特徴
原産国はアメリカです。ピクシーボブはブリーダーのキャロル・アン・ブリュワーさんがボブキャットの自然繁殖の中で生まれた雑種の猫だと発表をしましたが、その後、DNA検査でボブキャットの遺伝子が見つからなかったと言われています。(※諸説あり)
ピクシーボブはボブキャットに似るように交配された家猫です。家猫にしては非常に大きく、平均的な家猫は4kgに対して、ピクシーボブはオスは8kg、メスは6kgとなっています。
被毛はトラの様な模様をしており短毛がほとんどですが、突然変異によって稀に長毛の子もいるようです。
基本情報
- 平均体重:4kg~8kg
- 平均寿命:12歳~14歳
2.性格
ピクシーボブは非常に知能が高いことが有名で、「人間が話す言葉を理解出来る猫」と言われています。他の猫に比べて仲良くなりやすい特性があります。
家猫なので、どうしても他の猫より運動は少なめですが、遊ぶ事が大好きなんで他の動物と遊ぶことも好みます。
基本は飼い主や他の人、つまり人間のことが大好きです。ただし、なかには警戒心が強く他の人に対して怖がる子もいるようなので注意が必要です。
ほとんどの子は飼い主と一緒にいるのが好きで、後ろを付いてきたりする可愛らしい一面があります。
3.魅力
飼い主が愛してやまないピクシーボブの5つの魅力を紹介したいと思います。
1.体が大きい
体が他の家猫より大きいので、抱き心地は非常によく「ぬいぐるみみたい!」といった意見が多かったです。
2.短毛
長毛の子もいますが、ほとんどが短毛です。そのため手入れが非常に楽で、1日1回のブラッシングだけで十分です。
3.コミュニケーションがとりやすい
人の言語を理解できるので、コミュニケーションがとても取りやすい猫です。そのため、主従関係もすぐに出来上がることが多いです。
4.社会性がある
他に動物を飼っていても問題なく仲良くできます。多頭飼いにはもってこいの猫種です。
5.飼い主が大好き
飼い主と一緒の部屋にいることを好みます。常に飼い主と行動を共にしたいのでしょう。後ろをトコトコ付いて来る姿は可愛らしいと評判です。
4.かかりやすい病気の原因と対処方法
ピクシーボブがかかりやすい病気の原因と対処方法を解説したいと思います。これを理解すれば、将来の健康に繋がることは間違いありません。
- 皮膚疾患
- 尿路結石
皮膚疾患
この病気になると痒みや炎症、乾燥してフケなどが出たりします。皮膚疾患には様々な原因があり、アレルギーやノミ、ダニ等の虫などがあります。キャットフードが原因で免疫が落ちて引き起こす場合も考えられます。
対処方法
普段からよく肌を掻いたりしていたら見てあげて、食事を改善することも重要です。もし明らかな異常があればすぐに病院へ連れて行ってあげましょう。治療はその原因によって変わります。
尿路結石
症状はトイレに行く回数が増えたり、頻繁にトイレに行くのにオシッコが少ししか出ていない、血尿が出る等があります。
対処方法
これはオス猫と質の悪いキャットフードを与えていると尿結石になりやすいようです。もしなってしまった場合は、動物病院に行き、療法食に切り替え抗生物質で治します。早期発見、早期治療が大切です。
ピクシーボブにおすすめのキャットフードは?
ピクシーボブにおすすめのフードを考えるときにはこの2つのキーワードに着目しなくてはいけません。それは、
- 皮膚疾患
- 尿路結石
どちらもキャットフードが一つの原因となって起こる可能性があります。その理由は、その猫にとって合っていないからです。ピクシーボブの場合は上記2つの病気に気をつけないとけないので、
- アレルギー対策&免疫力を上げる ⇒ 皮膚疾患対策
- phコントロールで尿を正常に戻す ⇒ 尿路結石ケア
これが最適な条件です。どちらかの条件を満たしたフードはキャットフードの市場にもたくさん販売されています。
しかし、どちらの条件も満たして高品質なものは多くありません。そのなかからピクシーボブにぴったり合うキャットフードを探すのは困難です。
当サイトでは今まで約100種類のキャットフードを格付けしてきたのでそのデータがあります。そこから分析した結果、ピクシーボブにもっともおすすめなフードは「モグニャン」です。
ピクシーボブにおすすめは「モグニャン」
評価内容 | Sランク(全評価はこちら) |
---|---|
種類 | 総合栄養食/ドライフード |
価格/内容量 | 3,960円/1.5kg |
1KGあたり | 2,640円 |
主原料 | 白身魚 |
尿路結石ケア | クランベリー |
酸化防止剤 | ビタミンE |
着色料 | 未使用 |
アレルギー対策 | 穀物不使用(グレインフリー) |
対応猫種/年齢 | 全猫種用/全年齢対応 |
数多くあるキャットフードのなかからモグニャンを選んだ理由を説明します。モグニャンには特筆すべきお勧めポイントが目白押しです。
まず、新鮮な白身魚を主原料に使用し、動物性たんぱく質の割合はなんと63%。まさに高栄養価のフードそのものです。ここまで栄養価が高ければ免疫力の向上にも期待できます。
白身魚は獣肉に比べてアレルギーになりにくい原材料なので、その点も飼い主としてはうれしいポイントです。
そしてアレルギーでもっとも気を付けてほしい穀物類。穀物は消化しずらい原材料なので、特にアレルギーを発症しやすいものです。安価な原材料なので、値段を抑えることはできますが、猫にとっては相性が悪いです。
モグニャンには穀物は一切使用しておらず、穀物類の心配もいりません。
最後に尿路結石。尿路結石は尿中のph値が酸性かアルカリ性のどちらかに傾くことによって発症します。モグニャンにはクランベリーが配合されているので、尿を正常に戻す作用があります。
- アレルギー対策&免疫力を上げる ⇒ 皮膚疾患対策
- phコントロールで尿を正常に戻す ⇒ 尿路結石ケア
この条件を高い水準でクリアできています。
毎日食べるのがキャットフードです。低品質なものを与えていればどんどん愛猫の体は弱っていきます。早めに対策すればそれだけ未然に防げますし、愛猫が傷つくこともありません。
モグニャンは安価なキャットフードよりも価格が高めです。しかしながら、病気になりのちにかかってくる高額な治療費のことを考えると、未然に防いであげる方が結果的に安い出費になると思います。
もし、ピクシーボブにおすすめのキャットフードを探している方はぜひ参考にしてみてください。