リニューアルされた！アイムスの成分を格付け【口コミ/評判】

こんにちは。キャットフードマイスターの「mika」です。

『つい最近、愛される商品を目指して大幅リニューアルした”アイムス”』

今回はそんなキャットフード「アイムス」を格付け。リニューアルされた成分や原材料を徹底検証していきます。また実際に与えてみた方の口コミや評判も紹介します。

「アイムスってどうなの？」「購入するか悩んでいる！」という方の参考になれば幸いです。

マースジャパンから販売されている「アイムス」って？

商品名	アイムス(インドアキャット・チキン)
種類	総合栄養食/ドライフード
参考価格（税抜）	1,145円（単品購入時/amazon参考価格）
対応猫種/年齢	全猫種用/成猫用
内容量	1.5kg
生産国	オーストラリア
備考	特になし

主な特徴は以下の「３つ」です。

健康的な体重をサポート
毛玉ケア
便臭軽減

室内猫のことを考えて作られたキャットフードです。室内猫は運動をする機会があまりないので肥満になりがちです。アイムスはそれを考慮して満腹感を保つ食物繊維を配合しています。

食物繊維は満腹感による食べすぎも防ぎます。運動量が少なくても、健康的な適正の体重が維持できるように作られています。

【対応年齢について】
アイムスの対応年齢は・・・・１歳～６歳となっています。維持期（成猫）の５歳～６歳は運動能力が低下して、肥満になる傾向があります。そのため健康的な体重を維持することができるのは助かりますね。

原材料と成分を徹底分析！

「原材料と成分」を確認してみましょう。原材料と成分で、危険だと判断したものは赤色で表示しています。

まずは原材料からチェック！

肉類（チキン、家禽類、チキンエキス）、とうもろこし、植物性タンパク、大麦、油脂類（鶏脂）、タンパク加水分解物、食物繊維（ビートパルプ、オリゴ糖）、ユッカ、酵母、レシチン、ビタミン類（A、B1、B2、B6、B12、C、D3、E、コリン、ナイアシン、葉酸）、ミネラル類（亜鉛、カリウム、クロライド、鉄、銅、ナトリウム、ヨウ素、リン）、アミノ酸類（タウリン、メチオニン）、酸化防止剤（ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物、クエン酸、BHA、BHT）、保存料（ソルビン酸）

次に保証成分をチェック！

タンパク質:30.6%以上、脂質:12.6%以上、粗繊維:3.0%以下、灰分:8.0%以下、水分:7.5%以下　366kcal/100g

安全なキャットフードを選ぶ『6つの条件』

上記の原材料と成分をもとに、当サイトでおすすめしている「6ヶ条」をクリアできているか検証していきます。

1.添加物(保存料・調味料・着色料)なしの100%無添加なのか？

酸化防止に使用している「BHA・BHT」は発がん性の危険があります。絶対に避けて欲しい添加物と言えます。

保存料「ソルビン酸」は実験用ネズミ(1kgぐらい)に「7.4g」投与すると約半数以上が死亡し、毎日0.04g与えると肝臓や腎臓に異常をきたしたというデータがあります。

残念ながら無添加とはいえず、危険な添加物が使われていました。

2.主原料は肉類or魚類？品質はいかが？

使われている肉類は「チキン、家禽類、チキンエキス」でした。肉類が主原料に来ているということは非常に良いことです。

しかし「家禽類」は使っている鳥の名前が具体的に記載されておらず、品質に不安が残ります。また「チキンエキス」は羽毛や骨等の栄養価の無い副産物が使われている可能性があります。

肉類の量は文句ありませんが、肉類の品質は最悪だと言えます。

主原料の栄養価は高い？肥満猫のダイエットにもおすすめ？

猫にとって大切なタンパク質は豊富に含まれているので栄養価は高いといえます。

肥満の原因となる穀物は主原料ではありませんが、上位に使われています。食べているだけでは適正な体重に戻るのは難しいです。

また穀物が多く含まれているので、痩せるにはそれなりの運動量が必要になってきます。

3.「穀物類」への対応は？

穀類は「とうもろこし」と「大麦」が含まれていました。穀類は少量であれば、中に含まれている食物繊維が消化のサポートをしてくれます。

しかし、量が多く含まれていると消化しきれず、消化不良による下痢や嘔吐になる危険性があります。

猫がなりやすい病気(尿路結石・ヘアボール)などの対策は？

毛玉ケアということで食物繊維が使われていますが量が多すぎるように思えます。食物繊維は量が増えると消化不良になる可能性があります。

一応、毛玉ケアされていますが、量が心配なので改善に期待はしないほうがいいと思います。

4.良質な油(脂肪分)を使用しているか？

使われている油は「鶏脂」でした。鶏脂はオメガ6脂肪酸という必須脂肪酸を含み、毛並みや皮膚に良い効果を期待が出来ます。

また鶏脂は食いつきを良くする効果もあるので、愛猫の食いつきにも期待ができます。

5.手作り食と同じ高品質な原材料(ヒューマングレード)の使用は？

公式サイトでヒューマングレード(人が食べることのできる品質)の原材料を使用しているか確認してみました。

「高品質な原材料を厳選して使用している」といった記載はありました。ただ、ヒューマングレードほどの原材料は使われていませんでした。

6.「製造前の品質チェック」は行っているか？

公式サイトで製造前の品質チェックを行っているか確認してみました。残念ながら工場に関することが一切明記されていませんでした。

これだとどのような工程で、どのような管理下の元で製造されているのかわかりません。工場での品質管理や衛生面には少し不安を感じます。

【結論】アイムスを格付けしてみた結果・・・

それではキャットフード「アイムス」の総合評価を発表しましょう。今までの評価が一目でわかるように下記の表もご覧ください。

【条件】	【Ａ～Ｅの５段階評価】
添加物(無添加)	E
主原料の品質(栄養価)	D
穀物対策(病気予防)	E
油(脂肪分)	B
ヒューマングレード	E
製造前チェック(安全性)	E

総合評価はずばり・・・

総合評価：Ｅ
（Ａ～Ｅの５段階評価）

キャットフード「アイムス」を総合評価してみた結果「E」だとわかりました。原材料をまとめてみて、全体的に不安が多く残る結果となりました。

肉類が主原料ということは評価ができます。しかし、原材料に品質の悪いものや有害なものがたくさん入っており、安心して愛猫に与えることはできません。

室内猫用に健康的な体重を維持できるということですが、体重維持するためだけに与えるにはリスクが大きいフードだと思いました。

みんなの口コミや評判を検証！悪評はあるの？

実際に”アイムス”を購入した方の口コミと評判を見てみましょう。食いつきや健康面はどうだったのでしょうか。

一粒の大きさが非常に大きいので食べにくそうです。食いつきはいいのですが食べにくそうな感じです。

＜口コミ＆評判　ユーザー１＞

うちは4匹いるので大袋は助かります。袋を開けたては食い付きがいつも以上に良いです。

＜口コミ＆評判　ユーザー２＞

多頭飼いをしているのでキロ数の多いタイプを利用しています。食いつきもよくリピートしています。

＜口コミ＆評判　ユーザー３＞

１２匹の猫ちゃんがいます。数が多いのでホームセンターで一番安いキャットフード愛用してましたが、少し品質の良いもののほうが良いと思い、１０キロ入りを購入しました。

＜口コミ＆評判　ユーザー４＞

今回購入分はボラ猫合わせて３０頭以上が下痢をして掃除やら病院やら大変です。内容変更はないってショップからの回答だったけど、皆室内のみだし、病院から往診してもらって、検便の結果おなかに虫もいないし、水だって私も飲む水道水オンリーだし。メーカーもシリーズも変えて無いのに急に３０頭以上も下痢。

＜口コミ＆評判　ユーザー５＞

価格が非常に安く、大容量になっているので多頭飼いしている飼い主さんはかなり助かっているようです。

口コミを見ても食いつきは高評価のようですが、残念なことに下痢や嘔吐し体調を崩した猫がたくさんいました。

粒のサイズが大きいので、あまり噛まない子や顎(あご)の力が弱い子は喉に詰まる可能性があります。注意して与えてあげましょう。