こんにちは。キャットフードマイスターの「mika」です。
前回の記事でもお話ししましたが、穀物類を多く含んだキャットフードは、猫ちゃんの体にとって害になる以外の何者でもありません。
しかし、穀物類を多く含んだキャットフードは、近所のホームセンターやペットショップで普通に売られています。それも、高級だと言われるプレミアムキャットフードにまで入っているんです。
このようなものを食べ続けていると猫ちゃんはどうなるのでしょうか。もちろん、タダでは済みませんよね。
では具体的に、どのような健康被害があるのでしょうか。これは、猫ちゃんを家族の一員のように可愛がっている方には必ず知っておいていただきたい内容です。
穀物類は重大な消化不良を起こす原因になる
猫ちゃんは、元々肉食動物です。ただし、肉ばかり食べていてはいけません。少量の穀物も腹もちを良くするために必要なんです。
しかしこの「少量」というのは、本当にごくわずかな量で大丈夫なんです。それなのに品質が悪いキャットフードは、この穀物が主原料になっているんです。
これを見ていただいたら分かると思いますが、コーンが一番最初に表示されていますよね。これは穀物類です。本来ならここに「肉類」や「魚類」が表示されていないといけないのです。
これを食べ続けていると猫ちゃんの体はだんだんとおかしくなっていきます。
まず、猫ちゃんは多量の穀物類を消化できる機能をもっていません。ということは、消化不良を起こして体の中に穀物がゴミとして溜まっていきます。
そうなると、まずは穀物アレルギーを引き起こし、ヘアボールのトラブル、皮膚病、尿路結石、関節炎などさまざまな病気を引き起こす原因になります。
なぜ穀物はこのような重大な病気を引き起こすのか?
穀物を多く食べるのも、1日や2日であれば大丈夫かもしれません。しかし、キャットフードは毎日食べるものです。
毎日あの小さな体の中に、多量のゴミが溜まっていくんです。
猫ちゃんの小さな体は、人間よりもずっとデリケートです。それなのに人間でも体がおかしくなるような食べ物「ゴミ」を食べ続けているんです。
そんなことを続けていると最終的にどうなるかは想像がつきますよね・・・
猫ちゃんの体のことを考えてあげるなら、今すぐ替えてあげてください!
愛猫家であれば、誰でも猫ちゃんが長生きして欲しいと願うはずです。
しかし、毎日穀物類が多く入ったキャットフードを食べ続けていると、猫ちゃんが長生きできる可能性はどんどん下がっていきます。
猫ちゃんは自分自身で、自分のご飯を選べるわけではありません。選ぶのは飼い主です。キャットフードをだんだん食べなくなる猫ちゃんもいます。もしかしたら猫ちゃんも気づいてるのかもしれません。
「これを食べ続けていれば死んじゃうかも・・・」
まだ、食べなくなってくれる猫ちゃんならキャットフードを見直す良い機会ができるのかもしれません。でも、体の体調がおかしくなっても食べ続ける猫ちゃんの方が多いんです。
その異変に気付いてあげられるのは飼い主しかいません。
穀物類が多いキャットフード食べているなら今すぐ見直してあげてください。猫ちゃんの一生は飼い主のあなたにかかっているのですから。