こんにちは。キャットフードマイスターの「mika」です。
尿路結石は猫ちゃんがかかる疾患の中でも特に多い病気です。
一度引き起こしてしまうと動物病院を頻繁に訪れないといけませんし、猫ちゃんの辛い姿を見続けることになります。それと同時に治療費なども膨大に膨れ上がってしまうことがあります。
では一体、猫ちゃんの尿路結石はどのようにして起こってしまうのでしょうか・・・。
尿路結石は猫ちゃんがかかりやすい病気の1つなので、その原因を知っておくことで予防することもできます。
尿路結石はどんな病気は?そして原因は?
尿路結石は腎臓から尿管、膀胱、尿道の中に結石ができる病気で、膀胱や尿道を傷つけたり、その結石が尿道に詰まったりする病気です。
このような病気になってしまう原因は、おしっこの中にマグネシウム、リン酸(塩)、カルシウムなどのミネラル成分が増えたり、尿のPHバランスが崩れたりすることが原因だと言われています。
特にその中でも注意しないといけないのが『リン酸(塩)』です。
もともと猫ちゃんは水をあまり飲まない動物なので、リン酸(塩)という塩分によって尿が濃くなってしまいます。その上、人間と同じように塩分が多い食事を好みます。
市販の安価なキャットフードの中には粗悪な原材料が含まれているので、猫ちゃんの食いつきを良くしようと、あえてリン酸(塩)を混ぜて無理矢理”濃い味”にしているんです。
本来は、原材料の味で猫ちゃんの食いつきを良くするべきなのですが、粗悪な原材料のために塩分を混ぜて濃い味にしないと猫ちゃんは食べてくれません。
その結果、血液中の塩分濃度が高くなり尿路結石になってしまうのです。
塩分が多いキャットフードには注意が必要です!
塩分を多く含んだ”濃い味の料理”は美味しく感じると思います。それは猫ちゃんや私たち人間でも同じです。
でも私たち人間は、入院すれば薄い味の料理を食べますよね。つまり体にとって塩分が濃い食事は悪影響なんです。
これは猫ちゃんも同じです。
特に猫ちゃんは水分をほとんど摂らないので、塩分をとりすぎてしまうと直接体に悪影響を及ぼします。人間なら違う食品を食べて調整することもできます。でも、猫ちゃんの場合はキャットフードしかありません。
そんなキャットフードを食べ続ければどうなるでしょうか・・・結果的に「尿路結石」になってしまう猫ちゃんが急増してしまうのです。
猫ちゃんの体が弱くて尿路結石にかかりやすいのではありません。私たちが普段与えているキャットフードが原因で尿路結石になるんです。その原因をしっかり覚えておかないと、猫ちゃんの体はどんどん傷ついていきます。
塩分が多いキャットフードは、猫ちゃんの体にとって全く必要のないものです。これを見たら早速、猫ちゃんの体に害のないキャットフードを選んであげてくださいね。
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